京都・中尾写真場 日記

「そうだ!家族写真を撮ろう!」京都大学時計台前、創業百年を迎えた老舗写真スタジオです。

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【 秋の十三詣り 】

   

今日は十三参りのご紹介です。

十三参りとは、お子様が数え年で13歳になる節目に虚空蔵菩薩を参拝し、知恵と福徳を授かる伝統行事です。

数え年で13歳というと満12歳になられる年なので、小学校6年生か中学1年生でお詣りされるのが一般的です。

本来は旧暦の3月13日前後とされていますが、今春はちょっとおでかけしにくい状況でもありましたので、の十三詣り】をご予定されてはいかがでしょうか?

最近ではご家族のご都合もふまえて、皆様でお祝い出来る日を選ばれる方がほとんどです。

京都では、嵐山の法輪寺に参拝し、ご自身のお好きな漢字一字を「一字写経」として奉納し、本堂にてご祈祷して頂きます。

期間としては、春の十三参りは〈3月13日~5月13日〉、秋は〈10月1日~11月30日〉までです。

ご予約は不要で、午前9時~午後4時までの受付になりますが、上記以外の期間でも、年中ご祈祷して頂ける様です。

ご祈祷が終われば、参道を下り渡月橋を渡り終えるまで後ろを振り返らずに帰りましょう。

振り返ってしまうと、授かった智恵を失うという言い伝えがあります。

今年の春も沢山の可愛いお着物姿を見せて頂きましたが、そのお1人をご紹介します。

綺麗に結った日本髪がよくお似合いのお嬢様です。

お着物はなんと2着、お召し替えされました。

お母様から受け継いだオレンジの1着と、ご親族の方からの白ベースの1着でした。

両方ともそれぞれによくお似合いで、お着物自体も古典の柄ゆきが綺麗で、沢山の刺繍も施された、とてもゴージャスなものでした。

白着物に合わせておられた春日大社の鹿柄の帯も、さりげなく可愛くて素敵だったし、それぞれに合わせてご用意しておられた髪飾りやかんざしも、とっても素敵でした。

ご兄妹さんがおられるのですが、女の子は彼女だけなので、お母様の受け継ぎ物は独り占めで、羨ましい限りですね~。

幼少の頃から各行事の際にお越し下さっていますが、七五三の三つ参りの時から拝見してるスタッフとしては、可愛いお嬢ちゃんからべっぴんさんのお姉ちゃんになったなぁという、親戚のおばちゃん気分で(笑)お目にかからせていただきましたが、実はお顔はずっと変わっていなかったりして、きっとこのまま成長されるんだろうなぁと...

今後が益々楽しみです♪

十三詣りご兄妹さんとのお写真も、3人さんのそれぞれの成長がわかっていいなぁと思いました。

これぐらいのお年になられると、なかなか兄弟揃って、しっかり並んでお写真の機会なんて少ないかと思いますが、何年後かに見た時に、きっと宝物のなると思うので、是非是非、ご兄妹やご家族揃ってのお写真もお残し下さい。

ちなみにこの日、お母様とは女子同士、お揃いのオレンジ着物をお召しでした。

ご家族写真も素敵でした☆

十三詣り

十三詣り

十三詣りあるいは 十三参り(じゅうさんまいり)は旧暦の3月13日前後 (新暦の3月13日から5月13日)に、男女とも 数え年13歳でおこなう祝いである。子供の多福・ 開運を祈り、 小学校を卒業して 中学校 に入学する春に寺社に詣でる形式が一般的。 十三詣りの由来は諸説あり、13歳は半元服であり大人の仲間入りをする年齢だった説、厄年を迎える初めての年が13歳であり厄払いの意味があった説、虚空蔵菩薩が菩薩の中で13番目に生まれたとされており、これが由来となった説などがある。

法輪寺 (京都市西京区)

名勝 嵐山の中腹に位置する。本尊の 虚空蔵菩薩は「嵯峨の虚空蔵さん(さがのこくうぞうさん)」として親しまれ、 奥州 会津 柳津の 円蔵寺、 伊勢の 朝熊山(あさまやま)の 金剛證寺とともに「日本三大虚空蔵」と称される。古くは『 今昔物語集』・『 枕草子』・『 平家物語』などにその名が見え、知恵、芸事の上達、また丑年・寅年生まれの守り本尊として信仰を集める。 十三詣りや 針供養、 うるし祖神の寺としても著名である。さらに境内には、電気・電波を守護する鎮守社である 電電宮 が祀られている。

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