ぐるっとVIEWⓇで体験する「尊攘堂」
今年、創業百年を迎えている写真屋ですが、永らく目の前にいながら知らなかった、また新しい「京都大学」に触れ、撮影する機会をいただきました。
古くて「新しい」尊攘堂
京都大学の本部構内には時計台をはじめ、たくさんの研究棟があります。
新しく近代的な建築物も多い中で、ひときわ目立っていたのがキャンパスの西端にある古びた建物。
永い間「なんだろ?」と思ってましたが…。
尊攘堂という名の、現在は資料展示室として使用されている建物。
もともとは1903年(明治36年)に吉田松陰や維新における尊攘の功ある人々を記念し、遺品・遺墨類を収めるために建てられたものだそうです。
現在は、志士の遺墨・遺品類は現在は維新特別資料として京都大学附属図書館に収蔵・保管されており、この尊攘堂は大学構内における埋蔵文化財調査成果の保存・展示目的に使用されています。
ぐるっとVIEWⓇでヴァーチャル見学が可能に!
尊攘堂は通常非公開…なのですが…
今回、ぐるっとVIEWⓇ撮影を行い、尊攘堂内のヴァーチャルツアーを体験いただけるようになりました。
開いた画面下に表示されるナビゲーションを操作いただくか、画面上にマウスをドラッグ(上下・左右)して下さい。
パノラマ画面で臨場感たっぷりの体験をお楽しみいただけます。
ぐるっとVIEWⓇは、株式会社GRTの登録商標です。
尊攘堂のオンライン公開は、各種メディアでも報道されました。
コロナ禍がなかなか収まらない中、先ずはぐるっとVIEWⓇでヴァーチャルツアーをお楽しみ下さいね!
なお、尊攘堂のリアルな見学は事前に京大文化遺産調査活用部門事務室までお問い合わせ下さい、ということです。
文化遺産学・人文知連携センター 京大文化遺産調査活用部門
京都大学構内の遺跡に関する調査研究機関です。