京都・中尾写真場 日記

「そうだ!家族写真を撮ろう!」京都大学時計台前、創業百年を迎えた老舗写真スタジオです。

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【 ご長寿のお祝い 】

      2016/03/03

今日はご長寿お祝いのお話です。
60才で行う還暦祝いは、よく耳にする事もあるかもしれませんが、それ以外にもたくさんの長寿祝いがありますので、少しご紹介したいと思います。

まず有名な還暦。

ご長寿のお祝い家族写真これは、満60才,数え歳の61才で行います。
陰陽五行説で十二支と十支の組み合わせが60年で一回りして、元の生まれた年の干支に戻ることから「暦が還る」という意味で還暦と呼ばれているそうです。
この年齢になると、一族が集まって「生まれ直すこと」を祝い、赤ちゃんの時に着ていた様な赤い頭巾、ちゃんちゃんこ、座布団を贈って、無病息災をお祝いします。
しかし最近では、「人生50年」という時代と較べ大幅に平均寿命が伸び、"数えの61歳(満60歳)"では、まだまだ現役としてフルタイムで働いている方がほとんどです。
ご本人も社会も、高齢のお年寄りという扱いではなく、「熟年・壮年の労働者」という意識になっています。こういう状況から最近は、身内だけで、普段の誕生日より少し華やかに、還暦のお祝いとすることが多いようです。

古稀は、70歳の祝いです。

唐の詩人杜甫の作「曲江の詩」の「人生七十古来稀」にちなんだものといわれ、平均寿命の短かった昔には、文字どおり70歳まで生きる人は稀だったというところからきているそうです。

喜寿祝いは77歳のお祝いです。

喜寿祝いの場合、色は赤ではなくて、紫です。
喜寿は男性の場合平均寿命くらいなので、無事に長生きできた幸せを家族みんなでお祝いするのにふさわしい年齢です。
主役はあくまでも本人さんなので、食事内容、贈り物など、本人の意思を尊重し、きまりやしきたりよりも、御家族ならではの長寿祝いが、何よりのプレゼントになるのではないでしょうか。

上のお写真は、喜寿のお祝いに家族写真を撮りに来て頂いたご家族のお写真です。
まだまだ若いお祖母様でしたが、お子様やお孫様達に囲まれて、すごく幸せそうで、そんな可愛いおばあちゃまを中心に、みなさまとってもいい表情でした♡
きっとこうやって家族一緒に過ごす時間こそが一番のプレゼントですよね♪
撮影してるこちらまで幸せな気持ちにさせて頂いた、素敵な時間でした(^-^)/
ありがとうございました☆★


 

上記の他にも、各年齢で長寿のお祝いがあります。
61歳(満60歳) 還暦/かんれき (生まれた年の干支に戻るから)
70歳 古稀/こき (唐の詩人・杜甫の人生七十来稀なりに由来)
77歳 喜寿/きじゅ (「喜」のくずし字の七十七と読める形から)
80歳 傘寿/さんじゅ (「傘」のくずし字の八と十を重ねた形から)
88歳 米寿/べいじゅ (「米」の字をくずすと、八、十、八になるので)
90歳 卒寿/そつじゅ (「卒」のくずし字「卆」が九十と読めるから)
99歳 白寿/はくじゅ (「百」から横線の「一」を取ると「白」になるので)
100歳 紀寿/きじゅ (100年=一世紀を表す「紀」から)
百寿/ももじゅ
108歳 茶寿/ちゃじゅ (「茶」の字をくずすと、二十と八、十、八になるので)

ご家族様のご長寿のお祝いには、みなさん揃っての、家族写真はいかがですか?(^^)/

今月後半にはシルバーウィークを迎えますので、敬老の日のプレゼントとしても、オススメです♪

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