【 国風(くにぶり)装束七五三プラン ついにデビュー!】
2016/07/13
構想1年、ついに国風(くにぶり)装束七五三プランがデビューです。
京都ならでは、本物の装束(お子様用にスケールダウンはしてますが)をお召しいただくことができます。
装束と言えば、葵祭や時代祭など、京都のお祭りには欠かせない日本の伝統的な晴着。
一般の貸衣裳店様にも「装束風」の衣裳は見られますが、本物にはなかなか巡り会えません。
本物の「装束」と「装束風」衣裳では、何が違うのでしょうか?
このプランは、創業江戸初期の黒田装束店様による監修と吉田神社様のご協力によって実現しました。
黒田装束店様とずっと打ち合わせをさせていただいて、少しずつわかってきたことは…「何もかも違う!」ということ。
生地の織り・染色・縫製等、全てを正確な時代考証に基づいて行い、有職故実(古来の儀式・礼法の典型的方式)に則り、仕立てから衣紋(着付け)まで一貫して手掛けていらっしゃいます。
そこまでされるからこその、本物ならではの香りをお楽しみいただけることは間違いありません!
また、衣紋(着付)も独特で、こちらは公開されますので、ご両親様・ご家族様にとっても日本の伝統技法に触れていただくことができます。
プランについての詳細は、をご覧下さい。
私ども中尾写真場も、大正9年より始まり今年で創業93年になりますが、黒田装束店様とお話を深めるにつれて、「ああ、まだまだなんやなぁ」と感じました。
歴史に追いつくことは出来ませんが、日々の精進の積み重ねこそが大切だと感じることができました。