【 お顔写真も国際化! 】
多くの社長さんや大学の先生、各種団体の会長様のプロフィールフォトをお撮りしておりますが、特に日本人男性の皆さんは笑顔で撮る写真が、まだまだ少ないと思います。
最近の若手経営者の皆さん、特にIT系のトップの方々はそれこそもうフリースタイルで、笑顔や爆笑もあり、スーツ・ネクタイ姿は珍しいくらいですが…
すっかりグローバル化が定着し、ビジネスでも諸外国企業とのお取引が普通に行われるようになりつつある昨今…
そろそろ、各方面でのリーダーの皆さんも、お顔写真を国際化しましょう!
ちょっとだけチャレンジしていただいたら「新しいご自身」を発見できる!かもしれません。
「オレはCEOだっ!」っていう気持ちで...
「社長」と「CEO」、正確には違う肩書き、役職ですが、そのチームの絶対的なリーダー役を担っているという点では同じ、とも言えますよね。
何より(ここではもう少しベタに…)「社長」と「CEO」では、なんだか表情が違うような気もしませんか?(^_^)
語感が違うだけで、イメージも変わりますよね〜
写真屋として数多く見てきた海外の皆さんの顔写真というと…
- ・ちょっと横から出てきて、やや流し目でニカっと笑ってる…
- ・男性の場合、背景はダーク系(ローキー)が多い、かな…
- ・女性はハイキー(明るい系)でお顔色は飛ばし気味※↓
一般的な「証明写真」は、これとは真逆ですよね。真正面のお写真で陰影は浅く、左右対象・左右均等・水平な肩の位置を期待されます。
あくまで個人を特定できることが目的のお写真なので、特にお役所向け(旅券申請・免許更新など)の場合は、ほぼ無表情であることも求められています。
大切な「第一印象」
「プロフィールフォト」では、表現に制約のない私的なご用途の写真、むしろ個性を発揮していただきたいお写真としてご提案させていただいております。
ところが…若い方々はともかく、そこそこのお立場・ご年齢の皆さんには、それまでされてきた経験や照れもあってなかなかガードが固い…
あの手この手(と言うよりは、あの言葉この言葉)を使ってなんとか目指す仕上がりイメージを共有していただけるよう努めております。
カメラの前に立つと途端に固まる方、本当に多いのですが…
「このカメラの位置に、あなたを見つめている人々、あなたに期待している方々がいらっしゃると想像してみて下さいね…
例えばあなたのお客様だったり、あなたが率いる会のメンバーだったり、あなたの研究室の学生さんだったり…」
仕上がり写真が公開されてそういった方々の視線を集める、印刷物でもWebでもそれは一緒です。
話さない、動かないお写真をご覧いただき、親近感を感じていただく…それを醸し出すために撮影時に行うことの一番は、自然な表情(笑顔とは限りません)をなんとか引き出すこと…。
それを実現していただくためには、撮影者に対する信頼も大きな要素ですので、そこは写真屋として一番エネルギーを使うところでもあります。
「プロフィールフォト」は、ご自身に気に入っていただくことももちろん大切ですが、むしろご覧になる方々から好印象を得たり、好意的な評価を頂く事が大きな目的。
「たかがお写真」ではありますが、ご覧になった方が抱く第一印象というのはなかなか侮れないものです。
撮影者と一緒になって「新しいご自身」を発見しませんか?