ラン活とは無縁の【ランリュック】地域
2024/07/20
【 京都南部のランドセル事情 】
祇園祭りも前半を終え、間もなくみなさま夏休みを迎えますね。
保護者様にとっても、子供達が長くお家にいるという事で、
色んな夏休みの計画をされているかと思います。
その中でも、ご両親・おじいちゃんおばあちゃんを巻き込んでの年長さん一大行事が、
【ラン活】かと思います。
早い方はゴールデンウィークには決めておられたりする様ですが、
一番多いのがこの夏休みだそうです。
お盆の帰省時なんかに、される方も多いようです。
そんな事情すら知らない方が多いのが、京都府南部地域。
こちらは、ランドセル文化ではなく、独自の「ランリュック🎒」というものがあります。
【 ランリュック?ランリック? 】
私もこの地域で生まれ育ち、今子供がこの地域の小学校に通っており、
入学に向けてランドセル選び【ラン活】をするという意識は全くありませんでした。
だって、もうみんなアレと決まっているからです。黄色のアレ🎒笑(上記写真参照)
ランリュック。この響きだけで、懐かし〜🌟と思った方もおられるかと思いますが、
この文化、まだまだ健在です。
私たちの地域では、「ランリュック」と呼んでいましたが、
正式製品名には、「ランリック」となっていました😳
ですので、地域によっては呼び方が少し違うのかもしれません。
【 ランリュックは3色 】
私たちの地域では、男子も女子も、みーんなまとめて黄色一択。
色の選択は無かったのですが、調べてみると、女の子は赤、男の子は青という地域もある様です。
少し前に、ケンミンSHOWで、この「ランリュック」地域の事を特集していたので、
なんとなぁーく、聞いたことある方もおられるかと思いますが、
みんな何の疑問を待つこともなく、この「ランリュック」を背負って登校しています。
もちろんランドセルの存在は知っているのですが、
それを自分が小学校になったら使う、子供に選ぶ、という感覚が一切無かったですねー不思議なもので。
地域の習慣や常識ってある意味凄いですよね。
植え付けられた「ランリュック」精神。笑
ランドセルを使っている子は、転校生の感覚がありました。
今は写真館のお仕事で、沢山の色とりどりのランドセルを持って撮影に来てくれる子供達を見ているので、
ランドセルにやラン活に対する憧れはありますけど、
それはそれで、色んな意味で大変そうでもあるので、「ランリュック」で良かったなとも思います(^^)
ちなみにこの「ランリュック」、¥10,000です💴🌟(スバラシイ!!)
丈夫で、軽くて、いっぱい入って、長持ち。(みんな6年生まで使います)
元々が道路標識を意識して作成されたとの事で、とっても目立ちますし、安全。
これを背負っているというだけで、小学生!って遠くからでも分かります。
表面のポケット部分に、各学校の校章を入れて使うのですが、
個人的にも買える様なので、もし、興味を持たれた方は、一度チェックしてみて下さい🎒
京都発祥の通学カバン「ランリック」って? 亡き頑固社長の開発秘話
京都などの一部の小学校で導入されている通学カバン「ランリック」。開発からまもなく50年になります。京都発の通学カバン誕生の物語を追いました。!
ランドセル
ランドセル(蘭: ransel)[注 1]は、日本の多くの小学生が通学時に教科書、ノートなどを入れて背負う鞄(かばん)である。