【 吉田神社 冬の結婚式 】
2016/09/20
お二人の明るさに、雨雲もぐっとこらえて！
年末も押し迫った１２月２８日に、２０１４年仕上げの撮影をさせていただきました。
「お仕事では滅多に雨に降らせない！」と「お仕事晴れ男」を豪語していたのも、今はむかし…
歳のせい(?)、神通力はすっかり弱くなって…（涙）
最近はお客様のお力をお借りして、なんとか雨雲に我慢をしてもらうこともしばしば…
この日も、細く冷たい雨が降り出しそうな空模様...
粉雪舞い散る京都なら、寒いながらも少しは風情も感じられるのですが…ただただ寒い吉田神社なのでした。
今回のお客様も東京にてご在住のお二人様。
弊社HPを通じてお問い合わせを頂戴し、奥様には一度ご来店をいただいて、＜和装挙式お仕度セット＞でご利用いただくお衣裳セレクトをお済ませいただきました。
当日の段取りやヘアスタイルの打ち合わせは、その後のメールのやり取りで進めさせていただきました。
当日までお目にかかることができないご主人様は、先に写メをお送りいただき、撮影シーンをイメージさせていただきました。
今まで様々な方面からのお客様をお迎えして参りましたが…
京都の冬は、北海道の方も、富山の方も、ロシアの方も「寒いっ！」とおっしゃっておられましたので、
今回のお二人様もさぞかし震えていらっしゃることだろうと心配しておりましたが、あまりお気になさるそぶりもお見せにならず、
お二人で結構楽しんでおられるご様子に、写真屋はホッといたしておりました。
お身内だけでの結婚式、きっとそのあたたかさがお二人を包んでいたのでしょうね...
迎春の準備が整った境内、直会殿には紅白の垂れ幕が…
ご家族のお写真は通常ですと朱塗りの鳥居を背景に撮影させていただくところなのですが…
お正月を迎えるご準備が整った境内には、あちらこちらに白いテントが張られているのでした。
で、今回は紅白の垂れ幕で飾られた直会殿の前での撮影に決定。
前に立つ大きな木のお陰で、雨粒を避けることもできました。
その後頂戴したメールで、ご夫妻になられて初めてのお正月はとても良い時間をお過ごしになられたとのこと…
そのようなお便りが、ご縁を頂戴した写真屋にとっては最高に嬉しいお言葉です。
お二人のお手元で、これからのお時間をご一緒させていただく一冊...
お撮りしたお写真が、この「良い時間」を思い出させてくれる1ページであり続けることを、
心より願っております。
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