京都・中尾写真場 日記

「そうだ!家族写真を撮ろう!」京都大学時計台前、創業百年を迎えた老舗写真スタジオです。

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【 平安時代の雅な香り・・・装束での結婚式 】

      2016/07/05

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8月8日、うだるような暑さの中、吉田神社様境内にて平安装束結婚式のリハーサルを行いました。

巷の衣裳店ではお見かけすることのない本物の装束を、装束司という専門のお着付師さんが古実に則って衣紋(着付け)されます。

この十二単、総重量がなんと20kg!ということです。実際は引きずる部分もあるので、御姫様にかかる負担は12kgくらいということですが、それでも結構な重さです。

本番さながらの挙式リハーサル、装束ならではの雅な世界を実感!

shozokuwed_25神社挙式では一般的な紋服・打掛姿とは違い、平安装束では新郎新婦様の動きに極端に制約がかかるので、いったいどんな風な挙式になるんだろう?ということで、神社様のご協力も得ての挙式リハーサルを行わせて頂きました。

一つ一つの動きに、黒田装束店様からご指導と解説が入ります。このシーンでは、親族席の前を行進する花嫁様ですが、わざわざ樋扇というもので顔を隠して進みます。神社挙式の原型が、目の前で再現されていく様子は、なかなかの感動ものでした。

京都でも珍しい平安装束での挙式プラン
黒田装束店x中尾写真場コラボ第二弾として、間もなく発表します!

shozokuwed_22歴史都市・京都ならではの平安装束、巷の貸し衣裳店では「装束風」のものはあっても本物にはなかなか出会えません。また、お着付(衣紋)も独特、というか本来の日本文化・古式に則った技法で、一般の着付師さんで習熟されていらっしゃる方は少ないそうです。

せっかく京都で神前挙式をされるなら、一生に一回の記念日に、平安の昔からずっと伝承されてきた技法や姿を体験をされてはいかがでしょうか?

京の老舗ならではの企画、近々発表いたします。ご期待下さい。

(追記)モデルのお二人さん、酷暑の中、本当にお疲れ様でした!

 - ウェディング, 国風装束

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